銭湯

これまたタイムスリップしたような銭湯が都会に残っていた、栄湯(三軒茶屋・上馬)

レトロというかなんというか・・

三軒茶屋駅から駒沢方面に246を歩き、世田谷郵便局の角から路地に入り少し進んだ先にある銭湯、栄湯。
住宅街の中にあり、三軒茶屋という土地なのである程度キレイな銭湯を予想していたが全く違う種類の銭湯で驚きを受けた。

三軒茶屋といえば、ワンダーランドと表現している千代の湯が有名だが、そんな千代の湯にも負けず劣らずな銭湯だった栄湯。
三軒茶屋には、駒の湯というビル型のキレイな銭湯もあるが、それともまた趣が違い、面白かった。

駅からは徒歩5,6分の位置にある銭湯。

正面入口

格式高い外見。これはかっこいい。

遠くから

住宅街の中にいきなりぱっとあらわれるので、驚いてしまう。
コインランドリーも年季が入っている。

コインランドリー横からも入っていけるが、正面からもっと大きな道もあった。

男湯と女湯で靴箱も左右に別れるタイプ

伝統的なやつ。もちろん番台は中央に。

中の雰囲気

脱衣場も天井が高く、またスペースに対してロッカーの数も多くないのでかなり広く感じるつくり。
『神社仏閣に使われる建築様式、美しい格天井』らしく、すごく開放感があった。

しかしながら、少しばかり浴室に難があり、壁側のカランはシャワーの水圧がめちゃ低く、ちょろちょろでるくらい。
また、お湯を桶に入れたら、サビみたいなものも浮いていて、けっこうな驚きを受けた。

中央側に移ったらそうでもなく、普通どおりに使えたが、ああいう感じのシャワーははじめてだった。
普段はそういうことなく、たまたまだったのかな?

また、ペンキ絵もけっこう剥がれていて、珍しい感じだった。
せたがや銭湯ガイドによると、このペンキ絵も名物とのことなので、結構時間経っているのかな。

浴室のペンキ絵は銭湯絵師・中島盛夫さんの作品。のんびりとお風呂につかりながら、目で愉しむポイント満載の銭湯です。(せたがや銭湯ガイド)

脱衣場でくつろげる感じは良い

脱衣場横に簡単なベンチが置いてあって、くつろげる感じはとてもよかった。
つべこべ言わず、コーヒー牛乳でも飲みながら、ゆっくりしたくなる感じ。

最近流行りの改装した銭湯のような居心地の良さはないけど、昔ながらの格式高い建築でタイムトリップを楽しむべき銭湯なのだろう。

サウナもないし、ジェットバスもない。でも、きっとゆっくりできる。
難しいことは考えずに、湯に浸って昭和に思いを馳せる銭湯と割り切って行くべき銭湯。
 

銭湯まとめ

オススメ度:★★☆☆☆
飾らない昭和レトロを感じることができる銭湯。

栄湯

定休日:水、土曜
営業時間:15:30~23:00
03-3414-7173

施設

サウナ ☓
水風呂 ☓
ジェットバス ☓
駐車場 ☓

風呂上がり酒場

銘酒居酒屋の盟主は当然、赤鬼(三軒茶屋)という当たり前の話
 

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